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2012.08.1519:05

◎千本六斉念仏2◎

昨日8月14日、19時より千本閻魔堂にてお盆恒例の「千本六斉念仏」が行われるとあって、15時頃より絶食に入り満を持し18時ちょうどに我が家を飛び出る。まさに決死の北帰行。

北へ北へと草木もなびく・・
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七夕のキラキラが終わり後片づけの看板をチラリ・・

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堀川第一橋に咲く変な花をパチリ(これ一枚のみなぜかフラッシュ)・・

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こんな脇道を密かに進み、最短コースにて千本閻魔堂へ到着。・・山名宗全は西陣の頭。東陣は消え去るも西陣はそのまま残り西陣織は世界的なブランドへ。


決死のつもりがあっちゅー間に到着してしまい・・
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境内をウロウロ(本堂の閻魔大王)・・

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六斉と5月の狂言の舞台裏(水子供養)・・

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江戸むらさき、いや紫式部。隣に巨大な十三輪の塔あり、供養塔ともお墓とも言われている。

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本堂脇で風鈴が静かに鳴っていました。

昨日の続き・・
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「四つ太鼓」と言われる曲です。これは初心者が初めて覚える曲です。3歳の子も直ぐに覚える。小太鼓4つを連打するのですが、ここはその最後、隣に普通の太鼓が加わり4つ太鼓と共演。これは珍しいですね、ここのみ?・・スピード感溢れるも息もピッタリの迫力の演技に拍手喝采でした。上手い!

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祇園祭りの「祇園囃子」と言う曲。これは芸能六斉講すべてに伝わる代表的曲です。鉾が進行するリズミカルな音色に合わせ途中から色物と言われるエゲツナイ夫婦(百姓やら)が舞台いっぱいに卑猥なポーズで観客を辱める、いやヤンヤの大笑いを誘うのですが、ここはこの雀踊りという編み笠の若集が踊りまくり豆太鼓を打ち鳴らす、これも極めて珍しい、ここしかない。こう言う風に同じ曲でも各村ゝの伝え方で大きく形が変わっておりまさに一つ一つの六斉念仏講が国の重要無形文化財。曲の途中途中で長老さんがかなり詳細に説明するのですが殆ど?この雀踊りと言うのは何でも歌舞伎から取り入れたものだと言う。

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その「祇園囃子」最後のシーン。他のすべての六斉では、ここでは一番上手な人が豆太鼓を叩くと言う憧れの瞬間なのですが、千本六斉はご覧のような太古で締めくくり。これもここ独特ですね。ここでも見事な饗宴に拍手喝采。・・地元の人は皆さん知っているようで、あちこちに出没する僕は逆に物珍しさが先立ち、だがかなりかっこいい。

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会場後ろのこの鐘が時たま思い出したようにゴ~ン♪・・これが明日16日には提灯が「送り鐘」と変わります。この鐘、かなり古いですね、確か江戸初期の1600年頃の作品です。お寺の宝ですね。音が重厚で先祖様も何やら落ち着かぬ様子?



衣装替えの為ちょっと長めの休憩 その間にも長老の貴重で面白いお話が続き観客笑いっぱなし
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「願人坊」と言う曲。あれ?こんなのあった?芸能六斉よそには「願人坊主」と言う曲があり大体同じ演技ですが、ここのは全く違う、一体なんだ?

それもその筈、昨年に何十年振り?の大復活という。食い入るように見つめてると何やら六斉とは全く違う、余興のようなもので、長老(囃子方)が何やらあの「南京玉すだれ」のような口上で歌うように喋りおその都度ご覧の演技が始まる。目茶苦茶面白く場内拍手と笑いの渦に包まれ、なんじゃこりゃ?

この人、間関平そっくりですね、写真見て吹き出した。

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昨年大復活させ思わぬ大人気にこれから続けると言う。上の写真の人の演技力がすべてですね。大笑いの曲でした。でもこんなのあり?


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「猿回し」と言う曲。全員が丸く進行しながら猿のような格好で豆太鼓を打ち鳴らす。ここでは堀川猿回しと言う。

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「さらし」。越後ざらしですね。かわいいですよ。ここが復活させたのが5年位前かな?人気があるんで他所も真似て復活急。


そしてラストがどこも決まりの獅子VS蜘蛛(土蜘蛛)・・
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内容はどこも同じ。獅子が現れ曲芸。碁盤の上での逆立ち場最高に盛り上がる。そして恐怖の妖怪蜘蛛が現れっ正義の味方・獅子はその撒く蜘蛛の糸で散々痛めつけられあの世行き。だが最後の最後「阿弥陀打ち」という念仏を表現した乱れ打ちにより見事に蘇生。

過去あちこちの六斉念仏をかなり見てきましたが、ここ千本六斉は、見ての通り衣装が派手ですねえ。さすがに詩人の本場。獅子の衣装もどこも草色の唐草模様の普通の衣装ですが、ここは全然、モロに西陣織のきらびやかな衣装。夜見ると違いが一目瞭然ですね、光ります西陣織は。曲芸用の碁盤も、見てください真っ赤っか!これもここしかない。更に演技する人たちの衣装もこれまたかなり相当派手派手。・・これを思うに、何も今に始まったことではなく、これぞ西陣の本拠地・千本六斉。大金持ちの贅の限りを尽くした六斉念仏のその伝統が今に生きている。独特な千本六斉念仏でした。

だが、面白かった。・・なんでも復活できる曲はかなりあるものの演じ手が足りないためいまだ埋もれたままらしい。年齢不問、退職し暇を持て余す人でも喜んでOKと長老が最後の熱く語っていました。何でも大坂から通う人もいるとか。それほど面白いのでしょうね。で見ればお盆のみならず5月の狂言の時にも合わせて開催してもらいたいですね。


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